やってしまいました(泣)
一冊の本との出会いで、順調に断酒が続いていたのに・・・
断酒13日目の昨日「好奇心」という名の魔に、まんまとやられました。
「13日の金曜日」なんてホラー映画があるくらいですし、やっぱり13という数字には何か邪悪な力が働くのかもしれないです(言い訳)
今回断酒に失敗した原因と、13日ぶりのお酒を飲んだ気づきを記録しておこうと思います。
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敗因はテレビのバラエティ番組
『禁酒セラピー』という本を読んで、お酒を飲みたいという気持ちは本当になくなっていたんです。
むしろ、夜も頭が冴えていることに、新鮮な感動を日々感じていました。(それまで毎日泥酔し、夜も意識がはっきりしていることがなかったので)
困った事と言えば、「このクリアな時間をどう過ごそうか」なんて贅沢な悩みがあったくらい。
ところが昨日、テレビで「旬の俳優がお酒を飲むとどうなるのか、密着してみました!」みたいな番組を不意に見てしまったわけです。
断酒をしている人が1番見てはいけない類の番組です(笑)完全に油断してました。
ドラマや映画の中で登場人物がお酒を飲むのを見ても大丈夫だったんです、「あれは演技で実際は飲んでいない」と自分の脳が納得してましたから。
ところが昨日の番組は「実際に飲んでいる」映像。今をときめく俳優がビールを男らしくグビッと飲み、「あ~美味しい!」と何とも良い顔をしていました。
ここでふと思ってしまったのです。
「お酒を飲まない毎日にだいぶ慣れてきたな。今日一杯飲んでみて、どんな感じになるのか試してみたい」と。
12日間お酒を断った今の自分がお酒を飲んだらどう感じるのか。お酒の害を知っていても気持ちよく酔ってしまうのか、実験してみたくなってしまったのです。
脳が都合よくお酒を飲む良いわけを作っていたのかもしれません。
ここで、「12日も我慢できたんだ。今日ぐらい飲んだって誰も責めやしないさ」という悪魔のささやきが聞こえた気がします。
気づけば家族の焼酎に手を伸ばしていました。
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13日ぶりのお酒の味は・・・
改めて思いました。
「酒ってクソ不味いな!」と。そしてその味に完全に慣れてしまっている自分にも気づきました。
慣れってほんと怖いです。
そして初めて感じる感覚。お酒が脳に染み渡っていく感覚といいますか、徐々に徐々に脳の機能がダウンしていく感じ。
12日の断酒でお酒が抜けつつあった脳は感覚が以前よりも研ぎ澄まされてたため、変化に敏感だったのだと思います。
なるほど、「お酒は薬物」だと腑に落ちました。と同時にお酒の危険を感じる理性も酔いによってなくなっていきます。
ご想像の通り、一杯で終わらず、泥酔(敗北)
やっぱり、お酒を飲む量をコントロール出来なくなってしまった人間は、完全に断酒することが必要だと実感。
一口でも飲むと、理性が働くなりますね。ほろ酔いで終われない。だから一口も飲まないことが肝心。
一杯で自制して終われる人、本当にすごいと思いますよ。僕は不思議でたまらない。
翌朝の体のだるさで、再び断酒を固く決意
1番の実感はこれかもしれません。
翌日の体のだるさ!
僕は今30歳。ぴちぴちではないけど、まだまだ若いとされる年齢です。
それでも、お酒を飲まなかった翌日と、飲んだ翌日の体調の違いには驚きました。
断酒を始めてから、朝はわりと気持ちよく目覚めていたんです(ということを飲んだ翌日に実感)
それが飲んだ翌日の今日は、「うわ~朝か~・・・だるい・・・」と気分も体も重いんです。
毎日飲んでいた頃はこの状態が普通で、異常だとは思っていなかったんですね。恐ろしいことです。
午後になるとだいぶ復活できましたが、こんなだるい午前中もったいない!朝って1番爽やかな時間なのに!人生損してる!
というわけで、改めて断酒の素晴らしさを体で感じた1日でした。
反省して、再び『禁酒セラピー』を読もうと思います。
あと、やっぱりテレビは極力見ないほうが良いと本気で思いました。お酒に脳が無意識レベルで反応してしまうので。
特に夜の時間帯は、これでもかというぐらいにお酒のCM流れますから、断酒する場合はお気をつけ下さい。
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