最高にスカッとする失恋映画『キューティーブロンド』あらすじ感想

 

出典:Daily Mail

 

主人公エルがかなり痛い失恋することから始まる映画『キューティブロンド(Legally Blonde)

失恋をきっかけに情熱を注げるものに出会えたエル。敵も味方に変え、ラストは最高にスカッとさせてくれます。

「失恋も悪くないな」と思わせてくれる一本です。

 

スポンサーリンク

映画『キューティーブロンド』あらすじ

(↑↑字幕なしの予告動画しか見つけられませんでした・・・映画の雰囲気だけは感じられるかと)

 

きれいなブロンドヘアーの主人公エルは、ファッション・ビジネス専攻でおしゃれが大好き。社交クラブの会長も勤める人気者。

そんなエルは、恋人ワーナーからのプロポーズを期待して、レストランデートへ。

ところがワーナーから告げられたのは「別れよう」という言葉だった。

「ハーバード大学のロースクールへ進学し、将来は上院議員になるためチンタラしていられない。結婚相手には真面目な女性がいい」というのがワーナーがエルを振った理由だった。

振られたことに納得がいかず、泣き崩れる毎日を送るエル。

そんな中、ワーナーの兄がロースクールで出会った女性と結婚するとの情報を得たエルは、自分もワーナーと同じロースクールに行けばよりを戻せると思い込む。

猛勉強の末、難関のハーバード大学のロースクールに合格。

入学し地味なロースクールの学生の中、派手なファッションで浮きまくるエル。ワーナーに再会するも、すでにワーナーにはヴィヴィアンという婚約者がいた。

それでもエルは諦められず、ワーナーに認めてもらうため法律の勉強にのめり込んでいく。

法律を勉強することで、エルは人から必要とされることに生きがいを感じ始める・・・

『キューティブロンド』感想

ここまでスカッとした気持ちにさせてくれる映画ってなかなか出会えません。

スカッとするラストはもちろんのこと、主人公エルの人間的魅力や、エルの最後のスピーチにも元気をもらえます。

映画『キューティブロンド』が大好きな僕が、この映画の見所を書いていこうと思います。

ネタバレ前提で書いていくので、これから見る予定の方はご注意ください(話の展開を知っていても十分楽しめますけどね)。

 

スポンサーリンク

主人公エルの魅力が半端ない

恐らく、エルみたいな女性が嫌いという人って、男女問わずほとんどいないんじゃないでしょうか。

裏表がなく自由奔放、喜怒哀楽の感情も素直に表現して人の目を気にするということが全く無い。自分に正直だけど、友達思いでもあるまっすぐで優しい女性。しかもユーモアのセンスもばっちり。

友達にしたらめちゃくちゃ楽しそうなんですよね、見てて面白いですし。

 

レストランでワーナーに振られた時も奇声のような泣き声で思いっきり泣いて、化粧が崩れてすれ違う人にじろじろ見られても、エルはそんなこと気にしません。

人の目よりも自分の気持ちを大事にしている感じ、ステキです。

ハーバード大学に入学し、どう見ても全身ピンクのファッションで浮きまくって「どこのバービー人形だい?」なんて笑われても、エルの耳には入りません。

新しい環境にワクワクしている様子なんです。すごい堂々としていて人間的にかなりカッコいいです。

人に何といわれようとバカにされようと、自分の好きなことや大事に思っていることをちゃんと優先できてて、尊敬します。

 

しかもエルは自分だけでなく、友達や周りの人も大事に出来るんです。

友達の恋愛を応援したり、法律の知識を使って助けになってあげたり。

実習生として実際の裁判に関わったときも、被告人(かつてジムでレッスンを受けたフィットネスクラブの先生)のありばいも、言えば裁判に有利になるのに、秘密にするという約束をかたくなに守ります。

その様子を見ていたワーナーの婚約者ヴィヴィアンのエルを見る目も変わってきます。

最初はヴィヴィアン、めっちゃエルに意地悪だったんですけどね。エルに関わっていくにつれ、理解者になり最後は親友になります。

敵も味方に変えてしまうエルの魅力に注目です。

卒業式のエルのスピーチもステキ

最後、卒業生総代としてクラスメートから選ばれたエルが、短いスピーチをします。それがまたステキで。

この映画のメッセージを伝えているようなスピーチ↓↓でした。

 

「法の世界でも人生でも情熱が必要であることを、私はハーバードで学びました。

情熱と信念を持つ勇気。真の自分を知ることが、未来を開きます。

第一印象を信じることは危険です。それとともに、自分を信じることです」

 

卒業式の最後に、卒業生が一斉に帽子を上に思いっきり投げるんですけど、それがまたステキで鳥肌立ちました。

アメリカの大学の卒業式の伝統なのかな??

スカッとするラストは後味最高!

終盤でエルが被告人の無罪を勝ち取った後、エルを振ったワーナーが調子良く「僕は間違っていた。君は僕にふさわしい女性だ、愛してる」と言い寄ってきます。

エルはそれに対し「その言葉を待っていたのよ。でも30までに弁護士を狙うのにバカ男はお断り!」と言って颯爽とその場を立ち去ります。

いやー、この場面が一番のスカッとポイントではないでしょうかね。最高にカッコいい見返し方ですよね。

ただ、けっこう前からワーナーへの気持ちはどうでもよくなってきてたようですけどね。

成績上位4名に選ばれたエルが、ヴィヴィアンと一緒にいたワーナーに向かって、「4時間一緒に温泉につかった時を覚えてる?あの時より良い気分!」てさわやかに言い放つシーンがあるんです。

この時に、「エル、完全にワーナーへの気持ち吹っ切れたな。というより、勉強が楽しくてどうでもよくなってるんだな」と思いました。

最後に

この映画、失恋して悔しい思いをした時に見ると元気出そうですよね。

失恋したことが、人生をいいものに変えるきっかけになっていますから。

終わった恋が諦められなくても良い。「振った相手に認めてもらえる自分になってよりを戻したい」そんな気持ちも自分を変えるモチベーションになるんですよね。

そうやって自分を磨いた結果、もしかしたらエルのように「こんな人、自分にはふさわしくない」と思ってどうでもよくなるかもしれません。

失恋する度、この映画を見ようと思います(笑)

 

スポンサーリンク

1 個のコメント