コメディ映画『ジョーズ・アパートメント』陽気なゴキブリ達が恋のキューピット

小さい頃に見て(というか見せられて?)、強く記憶に残っている映画ってありますよね?

僕にとって『ジョーズ・アパートメント』って映画はまさにそれ。

今年も夏が終わって奴ら(ゴキブリ)は出てこないので、ひっさびさに見ました。

(奴らが出てくる時期だと、見ている時も近くでカサカサやってんじゃないかって落ち着かないんでね・・・)

「愛嬌のあるゴキブリ達が主人公の恋のキューピットになる映画」ってな感じで可愛い映画だと記憶していましたが、けっこう「おぇぇ~」なシーンもあり、刺激的でした。

でも、やっぱり面白い!

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『ジョーズ・アパートメント』あらすじ

アイオワからニューヨークへ移り住んで来たジョーは、お金がないためボロアパートに住むことになる。

ジョーが住む部屋には、先住民であるゴキブリ達が楽しく生活していた。

洗濯も掃除もしないジョーを気に入ったゴキブリ達は、ジョーの仕事や恋愛を応援しようと動き出すが・・・

『ジョーズ・アパートメント』感想

とりあえず、食事前に見なくてよかった・・・

ゴキブリに好かれるほど不潔でだらしないジョーの部屋は、ボロいこともあって、とにかく汚い。

床にきっったない下着が置いてあったり、食べかけのヌードルをその辺にこぼしたままだったり。

ゴキブリ達にとっては楽園のような環境で、陽気な彼らにつられてこっちまで楽しい気持ちになってきます。

「可愛い」とまでは思えませんけど(汗)

一気に食べ物にうじゃうじゃ集るシーンや、すばしっこく歩きまわる姿など、絶対大画面では見たくない映像となっております。

きわめつけは、ゴキブリシャワー。自分がその立場だって想像しただけで、変なホラー映画よりぞくぞくしました。

ジョーを襲った悪い奴に対し言った、「今度したら、一生食事にゴキブリがたかるぞ!」とゴキブリならではの脅しには、そりゃあ悪党でも地獄だとなと・・・(笑)

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不潔きわまりないトイレでゴキブリ達が披露するミュージカルは楽しいです。便器の水の「ポチャッ」って音を上手く使っていて、センスも抜群。

「ゴキブリ達がトイレで歌っている」ということを知らずに聞けば、のりのりで良い感じの音楽です。

そんな部屋に、ジョーが片思いする女性来た時は、今まで感じたことのない緊迫感。

ヒロインがよそ見をしながら口紅をくるくる回して出そうとすると、「スター誕生!」と良いながら口紅の先端に乗ってゴキブリが登場するのには笑いました。

ゴキブリ達が人間を翻弄してわちゃわちゃするのが、この映画の一番の見どころです(笑)

ゴキブリが嫌いな人でも、ぎりぎり楽しめると思うので、気になる方は一度鑑賞してみてはいかがでしょうか。

陽気なゴキブリ達のやりとりを見ると元気になるし、「ゴキブリが恋のキューピットになる」なんて斬新な映画は恐らく他にないので、話のネタにもなります。

ダイエット中の方なんか、食欲が減退すること間違いなしなので、おすすめですよ(笑)

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