この間、学生時代の同級生と飲んだのですがその内の一人が、「私は友達が少ない、寂しい」と言っていたことが心に引っかかっていました。
けっこう人と出かけているイメージがあったので、その発言を意外に思ったんです。
そういえば僕も昔は、友達が少ないことを寂しいというかコンプレックスのように思っていた時期があります。
今は全く思いません。友達の数は気にしませんし、一人でもかなり楽しく過ごせちゃうので(笑)
そこで、なぜ友達が少ないと寂しいと感じてしまうのか、当時の自分も振り返ってじ~っくり考えてみました。
すると意外な原因が見えてきたので、シェアしたいと思います。
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■目次
友達が少ないとなぜ寂しいの?
友達が少ないことは寂しいことなのか?なぜ寂しいと感じてしまうのか?真剣に考えてみたところ、寂しさを感じてしまう3つの原因を発見しました。
寂しいと感じる原因①「友達が少ないことは寂しいこと」という思い込みがあるから
小さい頃から、「お友達たくさん作りましょうね」みたいな事を親や学校の先生に言われて育ちますよね。
集団の中で一人でいると、「〇〇ちゃん、お友達と一緒に遊ぼうか」とか一人にならないように勝手に配慮されます。
社会性を身につけさせようという親心もあったのでしょうが、その過度な干渉が「一人でいる事は恥ずかしくて寂しいこと」みたいな価値観を刷り込まれる原因になっているのではないかと感じます。
歌でも歌わされた記憶があります。
友達100人作っておにぎり食べたい、みたいな歌。友達100人とか明らかにキャパオーバー、名前も覚えられないわ(笑)。
次にあげる理由から、大事なのは友達の数ではないと断言します。
寂しいと感じる原因②本音で関われる友達がいないから
僕の場合はこれが本質的な原因だったんじゃないかと思います。
原因①とも関係あるのですが、「一人でいるのは良くないこと」みたいな脅迫観念から、「人から嫌われたら一人になってしまう」という考えに至り、「嫌われないように人に合わせよう」と自分の本音を隠して人と関わっていました。
そんな建前で出来た友達(ともいえない関係)といても、疲れるだけなんですよね。当然ですが、本当の自分を誰にも理解されていない状態、めちゃくちゃ寂しいですよ。生きた心地がしません。
たとえ友達100人出来たとしても、それが全て表面上の付き合いしか出来ていなければ、寂しいんじゃないですかね。
逆を言うと、素の自分で本音でぶつかれる友達が一人でもいれば、寂しくなんかないですよ。
本音で人と関われているか、一度自分の生き方を振り返るいい機会かもしれません。
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僕は本音で向き合って、それでも関わっていきたいとお互いに思い合える相手が友達だと思っています。
全員に好かれるなんて不可能ですもんね、100人に嫌われても、たった一人と相性が合えば十分ですよ。開き直って行きましょう!
究極、自分が自分のことを好きであれば、友達がいなくても寂しさは感じません。
とは言え、自分大好き人間は魅力的ですから、自然と人は寄ってきますけどね。これが人間関係の面白いところです。
「いや、私には本音で関われる友達もいる。それでも少なくて寂しい」という方がもしいれば、その寂しさは次に挙げることが原因かもしれません。
寂しいと感じる原因③暇で時間を持て余しているから
仕事をしている方にはあまりいないと思われますが、学生の方なんかにはいらっしゃるかもしれませんね。
「心通じる友達はいるけど、自分だけ暇であまり一緒に過ごせない」といった具合に。
あとは資産家の方とか。「お金と時間が有り余ってどう使えばいいかわからない」みたいな(ステキすぎる・・・)
社会人からしたら羨ましい悩みですが、実は暇を持て余すというのも、意外と寂しさを感じるものです。
何か熱中できるものがあれば寂しいなんて感じる暇もないんですけどね。この場合とにかく色々なことにチャレンジして、人生の生きがいを見つける絶好のチャンスだと思います。
一緒に時間をつぶせる友達を探すのではなく、熱中できる事を通じて出来る友達の方が楽しそうですし。
結論。寂しい原因は友達が少ないせいではない
以上、友達が少ないことで感じる寂しさの原因について書いてきました。
どれも、「友達が少ないこと」そのことが原因で寂しさを感じているわけではないと言えます。
①「友達が少ないことは寂しい事」という思い込みによる寂しさ
②本音で関われる相手がいないことでの寂しさ
③時間をひとりでもて余してしまうことでの寂しさ
なんですよね。
孤独をプラスに変える考え方
なぜか世間では、孤独をネガティブに言われがちですが、そんなことは決してありません。
一人が寂しいなんて思い込みです。
孤独であるということは、自分の時間を100%自分のために使えるということ。
この人生で自分は何を1番望んでいるのか、何をしている時が1番幸せなのかを見つける絶好の機会です。
意外と自分の本心て自分でわかっていないものです。周りの人(特に親)の価値観を浴びて生きてきましたから。
焦って友達をつくろうなんてする必要はないと思います。というか焦ってはいけない。
先ほど書いたように、寂しさから友達を作ると「嫌われて一人になりたくない」との心理から本音で付き合うことが難しくなります。
本音で付き合えなければ結局寂しいままです。
この孤独な時間は、最高にステキな友達に見合う魅力的な自分になるための期間です。
結果を気にせず、やってみたかった事、挑戦したい事を片っ端からやってみてください。
本音で生きることを意識してみて下さい。
一人でも楽しめるようになったあなたには、人生を楽しめる友達がすぐそばにいるはずです。
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