よく、スピリチュアル系の本で「願望を引き寄せたいなら、執着を手放しなさい」とか「忘れた頃に願いは叶う」なんて書かれていますよね。
今までよくわからなかったんですよ。「執着を手放す」ってどういうこと?って。
しかも、手放そうと思ってすぐに手放せるものではないです、執着って。
そんな中、『夢がかなうとき、「なに」が起こっているのか?』という本を読んでいてこの答えに出会いました。
潜在意識を味方につけて願望を実現しようって内容の本です。この本の中で、ようやく「執着を手放す方法」がわかりました。
それでは結論からまいりましょう!
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執着を手放すために、願望にはとことん執着しろ!
願望に対してとことんまで執着する。
だってそうでしょ?たとえば目の前に札束があるとして、これを手放すにはどうすればいい?
いま手に札束はない。すでに放れている。それを「手放せ」ってどういうことか。
つまり、手放すには、その前に「つかむ」しかない。
手を伸ばして、つかんで、つかんで、つかみ尽くす。で、ずっとつかんでても疲れるから、ふっと手放すときがくる。
つまり、「手放せ」とは、逆説的にも「つかめ!執着しろ!」とセットだったわけ。
(中略)
「手放す」のではなく、ものは「手放れる」。
札束をつかまなければ手放せないように、願望だってとことん執着して初めて手から放れるもの。
そして勝手に放れた瞬間に、願いはかなう。そこでようやく苦しみから解放されるのだ。
石田久二『夢がかなうとき、「なに」が起こっているのか?』より引用
とてつもなく納得。
いきなり手放そうと思っても、そもそもつかんでいなければ手放せない。
お金が欲しいなら、とことんお金に執着する。好きな相手と両思いになりたいなら、相手にとことん(ストーカーにならない程度に)執着する。執着を手放すために、執着し尽す。
そして「これ以上は無理だ・・・」と疲れて力が抜けたときに執着を手放すことができ(というか勝手に手放れて)願いがかなうんです。
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とことん執着して、片思いの女性と付き合えた僕の体験談
執着を手放して願望を実現するには、とことん執着すること。このことを知ったとき、過去の恋愛を思い出しました。
相手の女性のことは5年ほど片思いしていました。ずっと友人関係にあった彼女。もう自分の気持ちを抑えられず、告白するも即断られました。
「友達としてしか見れない」というありがちな振られ方。
それでも諦めきれない僕は、何度も何度もアプローチを続けました(相手が嫌がらない程度に)。
一度振られると、「好きだ」と言いやすいんですね(笑)何度も何度も振られ、それでも諦めない僕。
そんな時期が2~3ヶ月続いた頃、彼女とケンカになってしまいました。彼女のつれない態度に僕がすねたのが原因です。いや~何ともださい(汗)彼女もあきれていす様子でした。
その翌日の朝。僕の心に変化がありました。「もうこれ以上のアプローチはやめよう。彼女に恋人が出来るまで、一緒にいれる時間を目いっぱい楽しもう。それで十分だ」と気持ちが吹っ切れました。
恐らく、これが「執着が手放れた瞬間」だったのだと思います。
彼女にもケンカのことを謝りました。
そしてその日の夜。何と・・・彼女の方から「付き合おう」と言ってくれたんです!
完全に諦めていたので、余計に嬉しかったです。まさに奇跡が起きたと思いました。このときばかりは、「見えない力」のような存在を強く感じられずにはいられませんでした。
それから彼女と付き合い、僕が戸惑ってしまうほど彼女も僕のことを好きになってくれました。
(2年ほどでお別れすることになりましたが、それはまた別の話)
まとめ
彼女に振られたとき、執着せずに彼女を忘れようと身をひいていれば、今でも未練たらたらで誰とも付き合えていなかったと思います。
執着するほど叶えたいことがあるなんて素敵なことです。遠慮せず、とことん執着しようじゃありませんか!(人に執着する場合は、相手の気持ちも尊重するようご注意を)
それでは、また(^^)
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