芸人かつ恋愛マスターくじらの本の中で、幸せの本質を見つけました

この間アウトデラックスのゲストとして登場した、芸人で恋愛マスターの「くじら」さん。

(写真左がくじらさん。隣は奥様です。こんな美人の心をつかむとは、さすが恋愛マスター!説得力ありです)

お笑い芸人として活動する中で、ブログで恋愛に関して情報発信していたところ、恋愛相談に乗るようになり、その本質的で鋭い恋愛論に人気が出て本を出すまでになったとか。

アウトデラックスに登場するぐらいですから、ぶっとんだ感覚の方なのではと思いきや、話を聞いていると至極全うなことをおっしゃってました。

「私は幸せになれますかね」と相談する遠野なぎこさんに対し、「幸せになれるかなれないかではなく、幸せとは『幸せになる』と決める事」と回答。

これに遠野なぎこさんは号泣。かなり胸に刺さった模様でした。

そんなくじらさんの出した本のタイトルに僕は激しく共感し、購入するに至りました。

そのタイトルが『世の中には、誰とでも幸せになれる人と、誰といても幸せになれない人の二通りしかいない』

めっちゃタイトル長い(笑)けど確かにその通りだなと。

本の中では、具体的な相談に対してくじらさんがズバッと回答するという形で読みやすかったです。

相談者に寄り添う感じではなく、かなり鋭くバサッと回答しています。僕も心にチクッとくる言葉もありましたが、全く不快な感じはしない。

むしろ今までどれだけ自分は甘い考えで恋愛をしてきてしまったのだろうと、目を覚まさせてもらった感じ。厳しめですが、それでも応援されているような、背中を押してくれるような一冊です。

綺麗事は書いていません。恋愛は泥くさいものだから。かっこ悪い自分をさらしてでも、維持していきたいと思うものだから。

くじら『世の中には、誰とでも幸せになれる人と、誰といても幸せになれない人の二通りしかいない』(宝島社)

恋愛だけでなく、人間関係全般に通じる事がつまっています。なので誰が読んでも心に痛快に突き刺さる箇所はあるはず。

女性向けに書かれている印象ですが、男性が読んでも間違いなくためになりますよ。自己啓発的な要素も満載ですから。

もはや恋愛にとどまらない、幸せの本質を説いたような素晴らしい良書です。

今回は、その中でも特に心に刺さったフレーズを3つ紹介しようと思います。

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いつも以上の自分を見せようとするから恐怖が生まれる。自意識の高い自分を恥じろ

これは、コミュ障気味で友達も彼氏もいない25歳女性からの相談に対する回答。

恋愛相談というよりも、自分に自信が無いため恋愛にも仕事にも積極的に挑戦できない自分へアドバイスを下さいというものでした。

それに対するくじらさんの回答(1部紹介)がこちら↓↓

何がコミュ障だ。人間なんて病名つけようと思えばいくらでもつくんだ。そんなことを言い訳にして自分を台無しにするな。

成功も失敗もしてない退屈な人間になるな。失敗も成功に匹敵するくらいあなたの人生の宝庫だ

くじら『世の中には、誰とでも幸せになれる人と、誰といても幸せになれない人の二通りしかいない』(宝島社)

この相談者のような悩みを持つ人って多い気がします。僕も積極的に人と関わったりするのが億劫に思ってしまいがちな人間です。

でもそれってくじらさんが言うように、「いつも以上の自分を見せようとすることで生じる恐怖」が原因で、その恐怖は人から良く思われようとする「自意識の過剰さ」が生み出すものなんですよね。

そして、自意識過剰で動けなくなることをくじらさんは「もったいない」と。

本当に大切なものは結果よりも過程の中にある。新品のまま自分をケースの中に保存するな。自分を使い古してこそ人間の魅力というのは表れてくるのだ。

くじら『世の中には、誰とでも幸せになれる人と、誰といても幸せになれない人の二通りしかいない』(宝島社)

確かに失敗も含め、色々な経験をしている人の話って面白いですし、失敗談を笑って話せる人って魅力的です。

そんな魅力的な人間に友達も恋人もいないって方が不自然。「人生笑われるくらいがちょうどいい」そんな気持ちで行動するのがちょうどいいかもしれませんね。

自分のプライドのせいで愛を失うほど間抜けなことはないぞ

これは、彼氏との連絡が面倒で既読スルーしたら後日彼氏から既読スルーされたという女性が、「もしかして仕返しされてる?私はどうしたらいい?」という相談への回答。

これに対しくじらさんは、「何意地を張ってんだ」と。「関係を続けたいなら意地張ってないでさっさと謝まりゃいいだけの話じゃねーか」と。

自分からの「ごめんなさい」は自分の意地やプライドなんかよりもふたりの関係性のほうが大事なんだという愛の叫びなのだ。

(中略)

自分の意地が勝ってあやまりたくないならひとりでいればいい。自分の意地のほうが大事なのだから。

くじら『世の中には、誰とでも幸せになれる人と、誰といても幸せになれない人の二通りしかいない』(宝島社)

確かに、ほんとその通りだと思いました。これ、恋愛だけじゃなくて人間関係全般に通じますね。

思いやりのないことをしてしまったと思ったら謝る。自分のプライドなんかより相手との関係のほうが大事だから。

肝に銘じます。

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世の中には2種類しかいない。誰とでも幸せになれる人か、誰といても幸せになれない人のどっちかだ

本のタイトルですね。

これは、お金はあるけど男として物足りない元彼と、お金には苦労するだろうけど一緒にいて楽しい今彼、どちらと結婚した方が幸せになれるか迷っている女性に対する回答です。

くじらさんの回答は、すがすがしいくらいに鋭くて明快ですね。よくぞ言ってくれたぞ、とまで思います。

幸せというのは誰かにしてもらうものではなく自分で’’なる’’ものなのだ。つまり誰と一緒にいようが自分で幸せになると決めている人は幸せになるのだ。

(中略)

今の自分を幸せだと思えない人は、この先どんな人と会おうが、どんなステータスを身につけようが、幸せになどなれない。

誰といようが、どんなに苦しい状況だろうが、「私は幸せになるんだ」という圧倒的な覚悟があなたを幸せにするのだ。

くじら『世の中には、誰とでも幸せになれる人と、誰といても幸せになれない人の二通りしかいない』(宝島社)

どうですか、この幸せの本質をついた回答。

これも恋愛に限らずもはや人生全般に言えることですね。

どんな環境でも幸せな人と、どんな環境でも幸せになれない人。

幸せは条件じゃない。「幸せになる」という覚悟なんだと。

本の帯に書かれていた「幸せを相手にゆだねるな!」ってことなんですね。

厳しいことを言っているようで、裏を返せば「どんな人とでも大丈夫、あなたの覚悟で幸せになれますよ」ってことですよね。僕は強く励まされているように感じました。

最後に

以上、僕の心に特に響いた3つのフレーズをご紹介しましたが、これはほんの一部です。

一箇所でも心に響いた箇所があれば、全部読む価値大ありです。

それでは、今日はこの辺で。

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