私の人生を変えた本『3つの真実』3つのお勧めポイントとあらすじ感想

今回は、私の人生のバイブル本を紹介します。

「人生を変えたい」「幸せになりたい」「人間関係に疲れた」といった方に、心の底から自信を持ってオススメする本です。

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『3つの真実』あらすじ

物語の主人公は38歳の若手経営者。恋愛も仕事もさえない人生を送ってきたが、25歳の時「成功法則」という言葉に出会い人生逆転したのだ。会社は順調、結婚をし息子も出来た。

そんな「ミスター目標達成」とまで名乗る主人公に突然突きつけられる社員の辞表。それは裏切りとも言えるタイミングだった。

今期の目標が達成できそうにない・・・。「ミスター目標達成」にとって絶望的な状況に陥ってしまう。

家庭に戻れば妻はうつ病。息子は登校拒否。

「成功法則が効力を発揮しない場面もあるのか?」「自分のやり方に間違いがあるのか」そう自問する彼の前に現れた謎の老人。

「君を手助けするよう頼まれてきた」という老人。誰に頼まれたのか、今は言えないと言う。会社が窮地に立たされていることも知っているようだ。怪しい、怪しすぎる。

追い返そうとも思ったが、老人は「偉大な力にアクセスし、真の豊かさを実現するサポートができる」「そのためにどうしても知らなければならない3つの真実がある」と言う。

ずいぶんと大げさなことを言っているが、その老人が言うと不思議と大げさに聞こえない。しかも老人にはどこか懐かしさすら感じる。

つまらない話だったら帰ってもらえばいい、まずは聞いてみようじゃないか。

優しいまなざしで老人が語りだす3つの真実。それは単なるテクニックではない、人生観を揺るがす真実だった・・・

本の裏表紙↑↑ 年季入ってます。

感想

私がこの本に出会ったのは、大学生の時。未来に漠然とした不安を抱えていた時でした。

学生の頃から本が大好きで、その日も学校帰りに本屋に寄ったんです。

その時たまたま通りかかったビジネス書の棚をふと見ると、この『3つの真実』が立てかけられていました。

凝った表紙の本が多い中、真っ白い表紙に赤い文字のシンプルな見た目で、逆に目をひきました(笑)。

当時ビジネス書ってあまり興味ありませんでした。

でもなぜかふと気になったんですよね。手にとって最初のほうを読み始めました。

そしたら止まらなくなりました。引き込まれるんですよ、老人の話に。

で、多分1時間くらいずっとその場でむさぼる様に読んでました。

本の3分の2ぐらいは読んでしまっていたかも。

家で続きをじっくり読みたくて購入。

もうぐいぐい引き込まれるんです。とてもスケールのでかい話なのに地に足着いた論理、先が知りたくて知りたくて。

あれから数年たっていますが、いまだに悩んだ時や、不安になったときに読んでいます。なかなか寝付けない夜は、この本を読むと安心して眠れます。

そんな、『3つの真実』を人生のバイブルとする私が、この本の「3つの魅力」を語ります。

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魅力①対話形式で読みやすい

『3つの真実』は、主人公と老人2人の会話形式で書かれています。対話だとなぜわかりやすいか。それは、私達読者の代わりに、主人公が老人に質問してくれるから。

老人=著者、主人公=読者。

老人(著者)の話に疑問を持つだろう事項を、主人公(読者)が質問し、話がかみくだかれていく。なんというか、話に置き去りにされない感じ。

また、ストーリーになっていることで感情移入できるので、頭に入りやすいと言うのもあります。

そういえば、ドラマにもなった『嫌われる勇気』も対話形式でしたね。あの本も面白かったな。

魅力②腑に落ちる説得力

「宇宙の法則」「引き寄せの法則」関連の本て、最近たくさん出てますよね。

私も『3つの真実』を読んでから、目に見えない力の話は大好きでよく読みます。

ですが、私の中で『3つの真実』を超える本はありません。

もちろんどの本も読んでいて心地よくて好きです。でもどこかふわっとしている(きらきら系の女性が書いたものとか)。

地に足がついていないというか・・・あくまで私の主観ですが。

『3つの真実』でも宇宙の法則が書いてありますが、事実を元に納得できる説明がされています。

しかも難しい言葉は一切なく、とてもわかりやすいので読んでいて腑に落ちるんです。

例えば本の中で、「宇宙には意志がある」と老人が言う場面があります。

普通こんなこと言われたら、頭の中はてなマークですよね?

「宇宙には意志がある」ということの理由として、本の中で老人はこのように説明しています。

遺伝子に書かれている人体の設計図は、一千ページの本で一千冊分ということになる。『猿がでたらめにワープロを打っていたら、偶然にも1千ページの本が一千巻、それも緻密に体系化された本ができてしまった』なんてことは起こりえない。つまり、遺伝子が偶然できるなどということはあり得ないのじゃ。大いなる叡智をもつ何者かが、意志を持って設計したとしか考えられない

野口嘉則『3つの真実』(ビジネス社、2008年)より引用

内容の雰囲気が少し伝わりましたか?

私ははじめてこの文を読んで鳥肌が立ちました。

もちろん「宇宙に意志がある」なんてことは、まだ科学で証明されていることではありません。

でも、科学で説明できない「何か」が存在することは証明されている

本の中では、「本当の幸せとはなにか」「自尊心の満たし方」「感情の解放の方法」などなど一つ一つ段階を追って、幸せになれるように、いえ、幸せに気づけるように導いてくれます。

この本を読む前の私は「宇宙の法則」といった、科学で証明されていないことは信じないタイプでした。

「引き寄せの法則」なんて言われたら、「何それ宗教?」って思う側でしたから。

そんな私が、『3つの真実』を読んでからは、ガラッと変わりました。

科学で解明されていることがすべてではない。

むしろ確認されている事実に、科学が追いついていないだけだって。

「肉眼で見えないものは信じない」という方にこそ、読んで欲しい本です。

魅力③表紙のさわり心地が良い

これは完全に個人の好みです(笑)。

本ってだいたい表紙はつるつるしてるじゃないですか。この本はとてもサラサラしています。

上質なティッシュの感触(それは言い過ぎか)。

最後に

とても大好きな本なので長くなりましたが、

とにかく漠然とした不安を感じてる人とか、寂しい・辛い思いをしている人にぜひ読んで欲しいです。

「生きているだけで、実はすごいことなのかも」と思えますよ。

それと、願望実現のテクニックを求めている方向けではない、ということも最後にお伝えしておきます。

本当に幸せの本質に迫った内容です。

むしろこの本を読むと、願望実現テクニックみたいな本が薄っぺらい内容に感じてしまうかも。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

あなたが幸せでありますように。

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