数年前に知った引き寄せの法則。
「鮮明に理想の状態をイメージすれば現実化する」
「いい気分で過ごせば良い事が起こる」
「ポジティブな言葉を徹底すればその通りになる」
初めて知った時は、「そんな上手い話があるのか?怪しいけど、本当だったら楽勝で人生好転するじゃん」と思い、引き寄せの法則の本を何冊も読みました。
どの本もだいたい言っていることは同じ。
ですが、実践がなかなか難しい。
イメージしようとしても、言葉を意識してポジティブに変えても、感じちゃうんですよね。現実とのギャップを。
まだ叶っていない状態を脳が現実と勘違いするぐらいのクオリティでイメージするって、正直僕はムリでした。
むしろ、理想をイメージしようとすればするほど、理想と現実とのギャップで気分が落ちました。
そんな中、読んで腑に落ちた引き寄せ本が、引き寄せアドバイザーコーチ・MACOさんの『ネガティブがあっても引き寄せは叶う!』でした。
今は、量子力学や脳科学によって、引き寄せの法則は科学で説明が可能です。
「理想の状態になると決める」だけで、願いが叶うようにこの世界は出来ています。
それではどうして簡単に引き寄せが起こらないのか。
それは、「やっぱり願いは叶わないのではないか」「自分は理想とする生活にふさわしくないのではないか」というネガティブ感情を上手く扱えていないから。
どんなに「幸せな結婚をする」と決めたとしても、「とは言え、自分には結婚はムリかもしれない・・・」なんて思いを抱えたままだと、「ムリかもしれない」という本心が叶い続けてしまいます。
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著者のmACOさんも引き寄せの法則をマスターするため、何年も成功哲学や心理学・脳科学を学ぶものの、不安や恐れ・不信などのネガティブ感情により、引き寄せの法則を100%信じきることが出来なかったそうです。
そんなMACOさんが引き寄せの法則をマスターした方法が、「ネガティブ感情をとことん肯定する」という方法。
ネガティブな感情が出るのは人として当然のこと。むしろネガティブ感情もポジティブ感情と同じくらい大事だとMACOさんは書かれています。
さらにはネガティブ感情は自分の本心に気づくための大切な感情だとも。
ただ、ネガティブ感情は大切なんだけれども、ネガティブのままでいても願いを叶えることは出来ない。
ないがしろにしてもダメだし、浸るだけでもダメ。
そんなナイーブなネガティブ感情との上手な付き合い方が3ステップでわかりやすく書かれています。
ネガティブ感情と上手く付き合う方法
思い込みに気づかせてくれたことに感謝
具体的な3ステップに入る前の心構え↓↓
ネガティブ感情が出てくる、ということは、その感情が潜在意識の中にあるよ、というお知らせサインです。
あなたの中に、こんな負の思い込み(マインドブロック)がありますよーっていうことを教えてくれているのです。
この感情は、かさぶたが自然にはがれるように、もうさよならしてもいい頃だよ、というサインだから意識上に浮いてくるのです。
だからあなたは本当は、そのネガティブ感情があったと気づけたことに感謝して、「これからは、願う現実を選ぶほうに意識を向けます」と宣言すれば、自然にその感情は流れていってくれるのです。
(中略)
ネガティブ感情があることで、自分が本当に何を望んでいて、何を望んでいないかがわかります。すべてはあなたが1番望むところへ行くための気づきのサインなので、悪者などではありません。
ネガティブ感情が湧いてきたときに「ありがとう」と心の中でつぶやくだけで、エネルギーが変わるそうです。
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ネガティブ感情を解放する3ステップ
ステップ①ネガティブ感情を全肯定
引き寄せの法則を実践しようとしている人は特に、ネガティブ感情が出てきたときに「出てきちゃダメだ」って、ネガティブを感じることを拒絶してしまいがちです。
ですが先ほど引用したように、ネガティブ感情は思い込み(マインドブロック)に気づかせるように現れてくれたもの。
まずはネガティブ感情を、「感じてもいい」と肯定しましょう。
例えば「素敵な人と結婚したいけど、自分にはムリかもしれない」と恐れを感じたのであれば、「そう思ってもいい!」と脳内でOKを出します。
ステップ②ネガティブ感情に共感し、受容する
次に、ネガティブ感情に対し、共感するように脳内で話しかけてあげます。
「そう感じているんだね、そう感じて大丈夫だよ」
「結婚できないかもしれないと、不安を感じているんだね」
といった感じで、落ち込んでいる友達の心に寄り添うように自分に対しつぶやきます。
否定してしまうと、否定されたエネルギーは心の中に長く居座り続けて、いつまでも現実創造の邪魔をするように働いてしまいます。
逆に、共感して認めてあげれば、ネガティブ感情は「わかってくれてありがとう。わかってくれたならいいんだよ」と、抵抗のパワーをゆるめていきます。
共感することによって癒しが起こるのです。その後、ネガティブ感情はだんだん力を弱めて自然消滅していきます。
また、ネガティブ感情が強い場合は時間をかけて出しっぱなしで大丈夫。
すぐにネガティブが解放される場合もあれば何日も続く場合もありますが、必要があって出てきているものなので、とことん付き合うことで弱まるように脳はできているとのこと。
安心してネガティブ感情と仲良くしましょう。
ステップ③思考修正(望みを決め直し、宣言する)
ネガティブ感情が弱まってきたところで、自分が望む方向に思考を修正します。まだ少しネガティブ感情が残っていても大丈夫です。
「不安に思ってるんだね。無理かもしれないと思っているんだね。でも、やっぱりこっち(願いが叶うほう)を選びます」というように脳内で宣言します。
この最後の思考修正が1番大事で、必ず自分の望むほうを選ぶことを宣言して終わりましょう。
終わりよければすべて良し。
習慣化するまで繰り返すことが肝心
何事もそうですが、一度や二度やったぐらいで効果が出るものはありません。
脳は変化を嫌う性質があり、前の状態(3ステップをやる前の自分)に戻そうとしますが、習慣化するまで上の3ステップを意識してやっていきましょう(僕も頑張ります!)
まとめ
ネガティブ感情は願望実現を邪魔しているのではなく、思い込み(マインドブロック)に気づかせてくれる大切な感情。
思い込みに気づかせてくれたネガティブ感情に感謝をしつつ、以下の3ステップでネガティブ感情を解放できます。
ステップ②ネガティブ感情に共感し、受容する
ステップ③思考修正し、望むほうへ決め直して宣言する
一度や二度で終わらせず、習慣化するまで続けることが大事。
最後に
引き寄せ本は星の数ほど出版されている中、個人的に1番おすすめの本をご紹介しました。
MACOさんの本は、量子力学や脳科学を元にして書いてあるので、理屈で納得する左脳型の人にスッと入ってきやすい内容になっています。
頭で納得して引き寄せを実践したいという方にぴったりです。
僕も引き寄せマスターになるべく実践していきます。
それでは、また(^^)
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