最近『友だちをつくるな』というキャッチーなタイトルの本を読みまして、「なるほど友達(親友)はこうやって作るものだな」と納得。
『友だちをつくるな』という言葉の真意は、「寂しさを紛らわすための友達を作るな」ということ。
①友達はたくさんいるけど心は寂しい
②友達はかなり少ないけど、心は満たされている
この2つのどちらか選べと言われたら、あなたはどちらを選びますか?
聞くまでもなく(超ドMの人以外)、②のほうを選ぶと思います。
僕はこの本を読んで、むしろ友達は出来るだけ少ない方がいいな、という考えになりました。
ちょっと影響されすぎな気もしますけどね(汗)。
それでは僕がこの本から学んだ、本物の友達の作り方を3ステップでまとめてみようと思います。
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■目次
友だち(親友)の作り方
ステップ①友達を作ろうと思わない
しょっぱなから何を言い出すのかと思われるかもしれませんが、どうかもう少しお付き合いを・・・
まず、友達を作る方法を知りたいと言う事は、当然友達がほしいと思うからなのですが。
ここであなたに聞きたい。
「何で友達(親友)が欲しいのですか?」と。
一人でいるのが寂しいから?
はたまた大学時代の僕のように、「孤独で可愛そうな人」だと思われるのが嫌だから?
こういった理由で友達を作ろうとしても、本物の、それこそ一生涯続くような友情を育むのは難しい道のりとなるかもしれません。
恐らく、友達が出来たと思った瞬間、嫌われないようにと相手に合わせ、振り回されるだけで終わるという可能性が高い。
『友だちをつくるな』の中で著者はこう語ります。
最近は親友のいない人が急増中だ。
学生やサラリーマンたちは、普段あれだけウジャウジャ群がっているのに、親友がいない。ラインやフェイスブックなどSNSで繋がっているように見えても、心で繋がっているわけではないようだ。
その証拠に、私のパソコンには「本当の友だちはいません」「親友はどうやってつくればいいのですか?」という悩み相談メールが、主に学生やサラリーマンたちからよく届く。
親友をつくるためのコツは簡単だ。
親友はつくるものではなく、できるものだとまず気付くことだ。意図的につくるものではなく、”できちゃった友だち”こそ、真の友なのだ。
千田琢哉『友だちをつくるな』(PHP研究所)より引用
たくさんの人間に囲まれていても、誰とも心が繋がってないんじゃ寂しいですね。
例えるなら、無限の水に囲まれた海で、飲み水が作れず体内の水がからっからな感じ。
意外と多そう、こういういう人。
僕の経験でも、友達を作ろうと頑張っていた時って、人に囲まれていても疲れるだけで、心は満たされてなかったな。
ちなみに著者の千田の言う親友とは、「お互いに惚れあう同性」だとか。ステキ。
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ステップ②「寂しさからなんとなく群れる」のをやめ、孤独を選べ!
人生の出会いはすべてがオーディションだ。
オーディションでは、まず記憶に残る存在にならなければ、宇宙に存在しないのと同じだ。記憶に残る存在になるためには、群れないことだ。
群れずに独りぼっちでいれば、とりあえず最高の存在感を示すことができる。あとはあなたを評価してくれる人物に声をかけてもらえるかどうかである。
あるいはあなたがピン!ときた独りぼっちの人物に声をかけてもいい。独りぼっちであれば、お互いに畏敬の念を持つことが出来るのだ。
千田琢哉『友だちをつくるな』(PHP研究所)より引用
うんうん。ちょいと表現が極端だけど、独り同士の出会いの方が深い付き合いになりやすいのは経験上納得。
あと、著者のこの言葉に激しく同感。
孤独の寂しさより、群れのうっとうしさの悩みのほうがずっとストレスがたまる
千田琢哉『友だちをつくるな』(PHP研究所)より引用
ただ、独りでいればいいってものではないですね。
ステップ③好きなこと、興味のあることに没頭せよ
素敵な親友や恋人に出逢うためには、孤独でいるに限る。
あなたの好きなことに没頭して、あなたの大好きな分野の本を読んでいれば、群れている暇などどこにもない。
寂しさとは無縁の人生なのだ。
千田琢哉『友だちをつくるな』(PHP研究所)より引用
僕の場合、映画鑑賞と読書が好きなので、この2つに没頭した時期があります。
独りで充実した生活をしていると、友だちつくろうってとこまで気が回らない・・・
でも不思議とそんな時に、同じような人とひょうんな機会に意気投合するんですよね。
お互い独りでも充実してるので、べたべたしない心地良い関係を築けるように感じます。
これって恋愛にも言えることですね。
最後に
いかがだったでしょうか。
僕は独りの時間を楽しめるようになって、友だちの数が気にならなくなりました。
はっきり言って、「孤独」「一人」という言葉に対してネガティブな感情しか湧かない人は、社会の価値観に毒されていると思います。一人は寂しいことだって。
一人の時間ほど贅沢な時間はないのに・・・
共感できない方も、「こんな変わった奴もいるんだな」程度に思っていただけたらと思います。
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