『ファンタスティックビーストと魔法使いの旅』動物好きにたまらない映画

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』を4DX2Dで鑑賞してきました。

新作の『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使い』公開記念で一週間限定で大画面で見れるということで、公開当初映画館で見なかった僕は、使命感に燃え見てまいりました。

こんな面白い映画、当時何で映画館で見なかったんだろ?病んでたとしか思えない。

4DXとの相性も抜群で、没入感が半端なかったです。

補足4DXとは、映像や音声に合わせて、座席が動いたり、水が噴射されたり、風がふくなどの体感型上映システムのことです

最後、町中の人が雨でオブリビエイト(記憶を消す魔法)をかけられるシーンで4DX仕様の雨が降ってきたので、僕もオブリビエイトされて記憶が抜け落ちているか心配ですが、レビューを書いていきたいと思います。

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『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』あらすじ

舞台は1926年のアメリカ。

未知の幻獣を求め、ニューヨークにやってきた動物学者のニュートン。

魔法動物を禁じているニューヨークで、かばんの中に隠し持っていた魔法動物達をうっかり町に逃してしまう。

その頃、ニューヨークの町では魔法を使ったとしか思えない事件が勃発していた。

不可思議な現象に怯えるノーマジ(人間)との戦争を避けるため、アメリカ合衆国魔法議会は事件の真相解明に奔走。

逃げた魔法動物を探すニュートンも巻き込まれていく・・・

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』感想(ネタバレ注意)

魔法動物、可愛いが過ぎる

どいつもこいつもクセがあって愛嬌ありすぎ。

ボウトラックル(緑色の木の枝みたいな奴)なんか、完全ペットですよね。

僕は家に愛犬がいるのですが、トリミングなんかで人に預けると、ボウトラックルみたいにひっついて抵抗します。甘えん坊の犬を飼ってる人は1番萌える魔法動物じゃないかと(笑)

キラキラ光る物に目がない二フラーは人間の事情もお構いなしに楽しそうに人や店から光るものを盗むし、デミガイズ(ナマケモノみたいな顔の奴)は透明になれるから探すのに一苦労だし、オカミー(空間に合わせて大きさが変わる蛇みたいな奴)はでかくなっててもはや命がけでつかまえなきゃだし・・・

とにかくどいつもこいつも手がかかる!笑

けどそんなとこも含めて可愛いんですよね~、思わず口元ゆるんじゃう。

損得感情やプライドは全くなく、ただただ本能にしたがってありのまま生きる姿が、たまらなく愛おしい。

動物好きなら僕みたいに、ハリーポッターよりファンタスティック・ビーストのほうが好きって人いるんじゃないかな?見てると幸せホルモンのオキシトシン、出てるはず。

とりあえずボウトラックルと触れ合いたい・・・

そんな魔法動物達の絶滅を防ぐ&魔法動物への理解を広めるために奮闘しているニュートのはみだし者感も程よくてたまらんですな。

「逃げた動物達が心配だ。見知らぬ土地で1番怖い生き物に囲まれている。”人間”だ」

という彼のセリフにはドキッとさせられるものがあります、はい。

憎しみや劣等感、残虐性は動物の中で人間だけが持つもので、人間が1番恐ろしい生き物だという考えに思わずうなずかずにはいられません。

原作者のJKローリングさんも「本当の獣はわたしたち全員の中にいるし、他人を獣に変えてしまうのも私たちよ」なんて言ってます。

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感情も魔力も、抑えたら爆発するもの

数々の事件は、人間界で穏便に暮らすために魔力を抑えるよう教育された子供が、上手く抑えられずにオブキュラスに寄生されて魔力が暴走していたことによって起こっていたことが明らかに。

これって感情も一緒ですよね。

「抑えよう抑えよう」とコントロールすればするほど動揺してコントロール出来なくなるもの。

ファンタスティック・ビーストは、ハリーポッターがいる時代より70年も前の話ですから、「魔女狩り」なるものがまだ行われていた時代。

「よくわからないものは怖い、排除すべきだ」というマグル(魔法が使えない普通の人間)の行動により魔法界が警戒し、魔法を使える者はそのことが知られないように萎縮して生活している感じです。

そんな中で、「人間なんかに気をつかって魔法が使えないなんて、おかしいだろ。おいらはやってらんないよ」と黒幕(ジョニーデップ)が誕生、魔法界にとってはテロリストが誕生という筋書き。

新作の『ファンタスティックビーストと黒い魔法使い』が楽しみすぎる

2018年11月23日。

第2作目となる『ファンタスティックビーストと黒い魔法使い』が公開!

ぜっっったい映画館で見る!!

「日本人になじみのある魔法動物」も出てくるとか。

もはや僕は、魔法動物を見るためにこの映画を見ているといっても過言ではない。

それで十分満足なのです・・・(それだけ可愛い)

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