【悪口ばかり言う人の末路】悪口はストレスを脳に刻む行為。百害あって一利なし!

人間として生きていれば、相性の合わない人や嫌な人にもたくさん出会いますよね。

ここで言いたくなるのが悪口。

特に職場や学校で毎日のように顔を合わせなければならない場合、「悪口でも言ってないとやってらんないよ!ストレスをため込むのは良くないし」

そう思う人も多いと思います。僕自身もそう思っていました。

しかし、『アウトプット大全』という本を読み、考えが変わりました。

この本、実生活にためになること満載なのですが、特に印象的だったのが、「悪口は百害あって一利なし」な話。

悪口ばかり言う人の人生はネガティブまっしぐら。病気がちで何をやっても上手くいかない、そんな末路が待っています。

それでは早速、悪口ばかり言う人の人生を見て行きましょう。

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悪口ばかり言うとストレスホルモンが増加。認知症になる危険も3倍に

「悪口はストレス発散になる」と思っているかもしれませんが、実は逆。悪口を言うことで、ストレスが増えることが明らかにされています。

悪口を言うと、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌され、長期にコルチゾールが高い状態が続くと、体の免疫力が下がり、さまざまな病気の原因になるとか。

悪口を言うことでさらにストレスがたまる。何という悪循環・・・

また、東フィンランド大学の研究で、悪口や批判が多い人は、そうでない人に比べて、認知症になる危険性が3倍も高いことがわかったそうです。

悪口ばかり言う人は、人間関係が悪化する

口に出して悪口を言うと、そのストレスとなった記憶や感情が強化します。

悪口って、口に出して嫌な記憶を思い出す行為ですよね。

口を動かして悪口を発するというだけでも、ちょっとした運動。たくさんの神経細胞を使いながら嫌な記憶を思い出す作業ですから、記憶として残りやすく強化されます。

で、どんどん悪口を言った相手が嫌いになります。

「嫌い」というメッセージは、直接相手に言わなくても非言語的なメッセージによって伝わってしまうので、確実に相手に伝わるそうです。

その結果、相手から自分への態度はさらにキツくなり、人間関係は悪化する一方。

また、これは僕の意見ですが、悪口って聞かされる側もストレスになりがち。人はどんどん離れていき、残るのは悪口を言うのも聞くのも大好きな人達。

とても健康的な人間関係は築けそうにありませんね。

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悪口=ネガティブ思考のトレーニング。人生ごとネガティブまっしぐら

悪口をいい合う。それは、人の短所、欠点、悪いところを探してアウトプットする訓練をしているのと同じです。つまり、「悪いところ探しの名人」になります。

他人の悪いところが目につくようになるだけでなく、自分の短所、欠点、悪いところも目がいくようになるのです。「悪口を言う」ことは、「ネガティブ思考」のトレーニングなのです。

うわわわ・・・悪いところ探しの名人とか、悲劇でしかない。

こうなってしまったら、他人や自分の悪いところだけでなく、人生で起こる出来事にも悪いところを探しちゃうでしょうね。

逆を言えば、人の良いところを探す(人を褒める)ことばかりしていたら、「ポジティブ思考」のトレーニングになって、自分の良いところ、起きる出来事から学べることも多く見つけられるんでしょう。

どちらが良い・悪いではなく、自分はどっちの人生がいいかなって考えたら・・・言うまでもないですね。

まとめ

悪口ばかり言う人は、

・悪口を言うたびにストレスを増やし、病気のリスクは高くなり

・人間関係は悪化

・人や自分の悪いところを見つけるのが上手くなり、不満な毎日を過ごす

結果、ネガティブ人生まっしぐら。

体も心も不健康で、やることなすこと上手くいかないまま不満たらたら。「こんなはずじゃなかった」と人生を終えることになる危険大です。

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