映画『恋は雨上がりのように』レモンスカッシュのような青春映画(ネタバレ感想)

映画『恋は雨上がりのように』鑑賞。

ラブコメかと思って見たら、もろくそ青春映画だった!

甘酸っぱくも爽やかな、レモンスカッシュのような映画です。

ヒロインが颯爽と走っているシーンは、清涼飲料水のCMにしか見えませんでした(褒めてます)

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映画『恋は雨上がりのように』あらすじ

陸上競技のエースだった高校2年生のあきら(小松菜奈)は、アキレス腱の怪我により夢を諦める。

放心状態でふと入ったファミレスの店長(大泉洋)からの優しい言葉で、あきらはそのファミレスでアルバイトを始める。

45才・バツイチ・子持ちであることを知りながらも、あきらは店長に惹かれていき、ついに告白をするが・・・

『恋は雨上がりのように』感想

ヒロイン役の小松菜奈って、映画『来る』にも出てた女優さんだ!

『来る』では、ピンクの頭のキャバ譲&霊媒師を演じていましたが、今回の『恋は雨上がりのように』では清楚なクールビューティな女子高生を演じています。

小松菜奈って、演技の幅の広いカメレオン女優なんだな~。これからは要注目です(今さら?)

そんな小松菜奈演じるヒロインのあきらが、颯爽と走るシーンが爽やかすぎてまぶしかったです。

冷汗スプレーとか、清涼飲料水のCMで使えますよ、あのシーン。

で、ヒロインのあきらはアキレス腱を怪我してしまって、陸上競技から身を引いてしまいます。

猛ダッシュでアキレス腱って裂けちゃうことあるんですね・・・「アキレス腱断裂」って、言葉聞いただけで痛そうだもん(汗)

夢破れたあきらが、雨が降る中入ったファミレスで、大泉洋演じる店長が「雨、すぐにやみますよ」って言葉をかけます。

あきらはクールな女子高生で、走れないと医者に言われても泣きません。でも心では泣いていたはず。

ファミレスに入った時に降っていた雨は、あきらの心の涙を表しているように感じました。

だから、店長の「雨、すぐにやみますよ」って言葉は、あきらへの励ましの言葉。

もちろん店長はあきらの事情は何も知らずに言ったのですが、その何気ない優しさがあきらのハートを射抜きます。

美少女に告白されて、おろおろ焦っている大泉洋がコミカルで良い味出してます。

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ラブコメではなく、青春映画

人生を諦めたおじさんが、綺麗な女子高生に言い寄られてたじたじになるラブコメディ映画だと思っていたら、違いました。

店長や親友から触発を受け、諦めかけた夢に再び向き合うヒロイン・あきら。その姿に感化され若い頃の情熱を取り戻す店長。

めちゃくちゃ青春映画じゃないか~!

ちょっと2人の関係が一線を越えそうな危うい場面もありますが、2人の関係は友達でとどまりました。

「友達だったらメールぐらいするよね?店長とメールしたい!」と店長に叫ぶあきらのセリフで、最後の最後まで爽やかに終わりました。

最後に

内容は爽やかだし大泉洋は面白いので、鬱々とした気分の時に見ると気晴らしになるような素敵な映画でした。

映画のタイトル通り、雨上がりのようにすがすがしい作品です。

レモンスカッシュを飲みながら見ることをおすすめします(笑)

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