猫が苦手になってしまった致命的な体験談

あなたは犬派?猫派?

僕は迷わず犬派です。

家にはトイ・プードルがいます。控えめに言って、激かわいいです。

猫も嫌いではありません。もふもふしてて可愛いし、自由な感じがグッときます。

ですが、僕、とある出来事により猫が苦手です。

僕の中では致命的な出来事でした。ちょっとしたトラウマです。

今回は、そんなお話です。

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猫が苦手になった致命的な出来事

元々、動物全般が好きだった僕。

子供の頃は同級生と遊ぶより、当時飼っていた愛犬と遊ぶほうが好きなくらい、動物が好きでした。というか、今でも好きです。

そんな僕でしたから、動物を飼っている友達の家に入れてもらうと、一直線に動物を触りに行っていました。

触れさせてもらった動物の種類は、犬、猫、鳥、うさぎ、ぐらいかな?

ある日、猫を飼っている友達の家に招待されて、家に入ると真っ先に猫、触ったわけですよ。確か、小学生の頃。

体をすりすりしてくれて、多分嫌われてはなかった、多分だけど。

ひざにも乗ってくれて、もうキュンキュンしちゃって。

「キャー!猫ちゃんが自分からひざに乗ってくれた(ハート)」って。

しかも、乗るだけじゃなくて、僕のひざの上で可愛く丸まって眠り込んじゃいましてね。

狂おしく愛おしい気持ちで、しばらくひざを提供しておりました。

ただね、座り方が悪かった。お行儀良く正座してたもんだから、そりゃあ・・・しびれますよね。

猫ちゃんの眠りを妨げたくない。あわよくば、可愛く丸まって寝ている姿をもっと見ていたい。

しかし、僕のひざはそれを許さなかった。刻一刻と、しびれで足の感覚はなくなっていきます。

「猫ちゃん、ごめんね?そろそろ・・・おひざ返してもらっていいかな?」と正座を崩そうとする僕。

その時、その出来事は起こりました。

「ギャアー!!」

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いや、僕が叫んだんじゃないですよ。猫ちゃんの声です。

いくら鈍感な僕でもわかりました、猫ちゃん、かなり怒ってるって。

「わたしゃ気持ちよく眠ってるんだ!動くでない!じっとしておれ!」

そんな猫ちゃんの心の声が聞こえた気がします。

もうね、僕、体がフリーズ状態。

あんなに可愛く眠っていた猫ちゃんが牙をむき出しにして豹変した姿に、かなりショックを受けました。あと、普通に怖かったです。動いたら痛い目に合うわけですから。

その後の記憶がないんですよね・・・

まあ恐らく、猫ちゃんが愛想つかして離れたのだと思いますが。

以上の体験から正直、「猫って自分勝手なんだな~」と思ってしまいました。

人間のひざはウォーターベッドじゃねえ!!人間にも人間なりの事情(正座は辛い)ってもんがあんだよ!

すみません、取り乱してしまいました。

犬をひざに乗っけて、そんな体験をしたことなかったもので・・

ひざで眠っている犬をどけても、上目遣いで切なそうな顔はするものの、怒られたことが無いもんで。

犬って、体のどこを触っても怒らない印象があります。もちろん、人間不信もしくは人間を下に見るように育ってしまった場合は別ですけどね。

犬と同じように猫を触ると、今までの経験上、ひっかかれます。

犬と猫は、当たり前ですが、全く違う生き物ですね。犬派と猫派にはっきり分かれてしまうのも仕方がない。

やっぱり僕は、おバカみたいに全身をゆだねてくれる犬の方が好きです。

もちろんこれは僕の経験上の主観で、怒らない猫ちゃんもいるとは思いますが、あまりに衝撃的だったもんでそれ以来猫を触る時に謎の緊張をするようになってしまいました。

そのことと関係があるかどうかわかりませんが、今の僕は、猫アレルギーです。

猫を触ると、くしゃみ・鼻水・目のかゆみ・皮膚のかゆみが半端ないです。

ただ、猫も決して嫌いなんかじゃありません。見ている分にはかなり癒されます。

見ているだけで十分です。

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