土曜の8時から放送されているテレビ番組「世界一受けたい授業」
いくつかコーナーがあって、その中に話題の本をその著者が紹介してくれるコーナーがあるのですが、毎回興味深いです。
今回の放送では、『妻のトリセツ』が紹介されていました。
番組内で本の内容の1部を紹介してくれたのですが、それだけでも勉強になりました。
この記事を読んでハッとする男性、多いと思いますよ。
あなたの何気ない一言で、女性を失望させてしまっているかも・・・
(すべての女性がこの本通りではないですが)
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■目次
女性が「共感」を求める理由、それは太古からの本能
「聞いてよ~・・今日PTAでさ~」
夫が仕事から家に帰ると、待ってましたとばかりに愚痴を吐き出す妻。
「仕事で疲れてんのに愚痴なんて聞いてられないよ・・・」とうんざり顔の夫。
よくある風景ではないでしょうか。
妻の愚痴に対し、「そんなに嫌なら辞めちゃえば?」と結論を言ってしまうのはNG!
女性はただ、「それは大変だったね」と共感して欲しいだけだからです。
女性が「共感」を求める理由は、太古の時代までさかのぼります。
歩けるようになるまで時間がかかる子供を無事に育てるために、周りの人間と助け合う必要があったため、共感能力が発達したと言われているんですね。
恐らく、「あそこの草むらに獣がいるよ!」とか、「むこうの木にたくさん実がなってたよ」などの生き抜くのに必要な情報交換もしていたのでしょう。
なぜ、女性は過去の過ちを蒸し返して怒るのか?
喧嘩になると、「そういえば、あの時も○○だったよね?」と、過去の事も蒸し返して怒りが加速する女性って多いですよね?
これは、女性がトラブルに直面した時に起こる脳の反応みたいです。
どうやら女性脳はトラブルに直面すると、それと同じ感情を味わった記憶を思い出すことで対処しようとするんだとか。
思い出す速度はなんと、0.6秒!ほぼ同時やん・・・
トラブルに遭遇した時のネガティブな感情がきっかけ(トリガー)となることから、ネガティブトリガーと呼ばれます。
で、ここからが大事。
このネガティブトリガーな脳の性質を、ポジティブな方面で応用する方法があるんです。
番組で紹介されていた2つの技をご紹介します。
結婚記念日のデートを○○すべし!
これは結婚している人だけでなく、「付き合って○年記念日」でも使えます。
結婚記念日は、結婚した時の幸せな感情を思い出すきっかけ(ポジティブトリガー)となります。
で、ここで抜群の効果を発揮するのが、結婚記念日のデートを妻に予告しておくこと。
「え?サプライズでお祝いした方が喜ぶんじゃないの?」と思いきや、そうでもないみたいです。
記念日のデートをあらかじめ予告することで、女性はデートに備えて美容院に行ったり、服を買ったりと、当日までのプロセスを楽しむことが出来るんだとか。
むしろ、時間をかけてワクワクすることで、デート当日よりも準備を楽しんじゃうようで(笑)
そう言えば子供の頃、「早く誕生日プレゼントが欲しい!」とせっつく僕に、母親は「欲しい物は手にいれた時より、もらえるまでワクワクしている時のほうが楽しいよ」と言ってきた記憶があります。
僕の母親は、めちゃくちゃ女性脳だってことか・・・
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夫婦喧嘩をしてもすぐに仲直り出来る○○○を決めるべし!
夫婦でもカップルでも、喧嘩をすると、素直に謝れずに気まずい空気が流れますよね・・・
そんな時に、すぐに仲直り出来る技があります。それは、仲直りするための定番のお菓子を決めておくということ。
お菓子は、コンビニで手軽に買ってこれるスイーツでOK!
「これ、買ってきたから一緒に食べない?」とスイーツを差し出すことで、自然と空気が和やかになります。
これも、仲良く食べていた時の幸せな感情が思い出されることで、幸せホルモンであるセロトニンが脳内で放出され、ポジティブトリガーが作動するからですね。
妻を絶望させる夫の一言ワースト3
妻を絶望させる夫のさりげない一言がランキングで3つ紹介されていたので、まとめておきます。
第3位 「おかず、これだけ?」
男性からしたら、不満というより単純な驚きで発した一言でも、女性はモヤっとするようです。
忙しい中で妻が作った夕ごはん。決して手抜きをしたわけではない食事に対する「おかず、これだけ?」という一言は、「一日中家にいてこの程度かよ」 というメッセージとして受け取られてしまいます。
特に、いい妻でありたいと思う女性ほど、ショックを受けてモヤってしまうそうな。
第2位 「言ってくれればやったのに」
電球のつけかえなど、慣れないことを一生懸命やるも上手くいかず、結局夫にやってもらうことに。
そんな時に、「言ってくれればやったのに」という夫の一言もまた、妻をモヤらせます。
妻からしたら、「そもそも、最初からあんたがやってくれないのがいけないんでしょうが!」ですよ。
女性は察して欲しいんですね。
なのでこの時のベストな反応は、「気づかなくてごめんね」という言葉です。
第1位 「今日何してたの?」
これ、めちゃくちゃ意外じゃないですか?
むしろ、積極的に妻と会話をしようとする良い夫な発言にも思われますが、そうじゃなかった。
「今日、何してたの?」という質問は、妻にとっては「俺と違って1日暇だったんだよな」と責められているように感じてしまう危険があるというのです。
とはいえ、愛する妻が今日という1日をどんな風に過ごしていたか知りたいと思うのが人情です。
その場合は、「今日は、子供と遊べた?」など、具体的な質問にすればOKです。
最後に
どうでしょう?
奥さんもしくは彼女さんに、この記事であげたNG行動を自然ととってしまっていた方、少なくないのでは?
「男と女は全く別な生き物」とも言われており、完全に理解しあうのは困難を極めるかもしれません。
しかし、異性の特性を知識として持っておくだけで、思いやりのある行動が可能になるので、「この記事がためになった」というかたは今回ご紹介した『妻のトリセツ』をしっかり読んでみると良いかもしれません。
(僕も読んでおこうかな・・)
ご参考までに(^^)
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