ウィル・スミス主演映画『幸せのちから』
「自分の人生、もうダメかもしれない」
そんな時に見ると、人生諦めずに頑張ってみようかなと前向きな気持ちになれる映画です。
控えめに言って、かなりおすすめ。
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『幸せのちから』あらすじ
骨密度を測る機械のセールスで生計を立てているクリス(ウィル・スミス)は、儲けを見込んで大量に買い取った機械を売る事が出来ず、生活は困窮してしまう。
税金も家賃も払えない現状に、妻のリンダ(タンディ・ニュートン)も子どもを残し、彼の元を去ってしまう。
幼い息子との生活を守るため、一流証券会社の正社員を目指して研修を受けるが・・・
『幸せのちから』感想
今までたくさんの映画を見てきて、ここまで主人公の成功を嬉しく思った作品はないです。
主人公のスタートラインがどん底過ぎて、応援するしかないですからね。
売れると見込んで大量に買った機械がとことん売れなくて、生活は困窮し、家賃も税金も滞納。
愛想を尽かした奥さんは出て行っちゃうし、税金の強制徴収でお金が尽きてホームレスになるしで状況はどこまでも絶望的。
その上、幼い息子を養わなければいけない。
心中を考えてもおかしくありません。
そんな状況の中、起死回生を狙って一流証券会社の研修を半年間受けるわけですが、なんと無給。
しかも、20人の研修生の中で、半年後も採用されるのはたったの1人。
もし自分が採用されなければ、息子と2人、路頭に迷う事が目に見えている。
やるしかない。自分ならやれる。
売れ残った機械を細々と売りながら、何とか食いつなぐ日々。
お金が無く、駅のトイレにトイレットペーパーを敷いて寝ることも。そんな状況が情けなく涙する主人公。
半年間、1分1秒も無駄には出来ない。ひたすら走る。必死に走る。車にひかれても走る(笑)
THE・ガムシャラ。
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最後は採用されると分かっていながらも、「頼む、採用してあげてくれ!」と願わずにはいられませんでした。
採用が決まり、会社の役員達と握手しながら涙を抑えられない主人公からもらい泣きしてしまいます。何回見ても、このシーンは泣けます。
帰りに息子を幼稚園に迎えに行って強く抱き上げるシーンもやばいです。
何度も言いますが、映画とはいえこんなに他人の成功が嬉しい瞬間て滅多にないですよ。
その感動がたったの2時間で味わえるなんて、やっぱり映画っていいもんですね。
しかも実話を元にしているもんだから、なおさら感動します。
ちなみに、主人公演じるウィル・スミスと息子役は、本物の親子だそうです。
で、最後に2人で手をつないで歩く時にすれ違う黒人男性は、映画のモデルとなったクリス・ガードナー本人。
確かに、歩いてるだけなのにオーラがすごい。
「ガムシャラに頑張ってみるのもいいかもしれない」と背中を押してくれる映画
生きている上で、特に何も問題がない時に見ても感動しますが、仕事や人間関係・その他もろもろ「人生詰んだかも」と思っている時に見ると、凄まじく心に刺さる作品ですね。
どん底の状態からがむしゃらに現状打破しようともがいている人間を見ると、「自分も頑張ってみようかな」と思えるから不思議。
せっかく生まれてきたんですから、主人公みたいに、嬉し泣きしてみたいじゃないですか。
もちろん、主人公のように、頑張ったからといって必ずしも望む結果が得られるとは限らない。
それでも、「自分の可能性を信じ抜く」って、絶対得るものがあると思うんですよね。
少なくとも、死ぬ時に後悔のない人生になることは確かです。
やれるだけのことはやりきったんですから。
この映画は何回も見ているけれど、今回は「全力でもがけ!」と叱咤激励されているように感じました。
(最近、自分の人生の方向性のようなものを見失っていて、ちょっと無気力状態にあったもので)
鉛のように重たい腰を上げる時が来たようだ・・・というわけで、頑張ってみます(何をだw)
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